ようちえんガイド

教えてふじようちえん

ふじようちえんはどうしてあたらしくなったのですか?
この質問には、加藤園長先生が答えてくれます。

一言で言えば、より "ふじようちえん" らしくなるためです。
子どもが育つ場所、 "ふじようちえん" としてあり続けるために変化しました。
時代の変化に対応し、より良く変化し続けることが継続への最良の方法と信じています。

今、新園舎となり、さらに地震に強く安全で以前にも増して居心地の良い場所となりました。そして、ここには "あったかい、いい空気" が流れています。この空気こそがふじようちえんそのものなのです。

私たちは、ふじようちえんがいつまでも『子どもが育つ場所』であり続けたいと思っています。そして、園舎も、先生たちも、木も、土も、石ころも、葉っぱも、ヤギも、ウサギも・・・すべてが子どもたちが育つための道具、環境の一部であり、それぞれがその力、役目、特徴、長所を最大限に発揮し、力をあわせて子どもたちの育ちへ貢献するよう心がけています。
例えば、新園舎について言えば、園舎自体が子どもが育つ上でのその行為をせざるを得ない状況を作り出してしまうとか・・・自然としつけ、くせづけが出来てしまうようになっていたりと・・・すごく当たり前なことですが、戸を閉めたり、電気をひもで消したり、脱いだ靴をそろえたり、蛇口を閉めたり・・・些細なことのようですが細部への徹底した所作を伝えることこそが、今の時代が求めている育ち・教育の原点だと思っています。

幼稚園としてあり続けるために変化しました。と言っても、本音では変わりたいけど変わりたくないと言う気持もあったのも事実です。が、そこを佐藤可士和さんと手塚貴晴+由比さんとが、私どもの気持を充分に汲み取って頂き、大切にしていたものは変えずに新しいふじようちえんに変わることが出来ました。
私の心をすっきり整理してくれる可士和さんは、私の人生の主治医です。
整理した思いを建築で表現してくれた手塚ご夫妻は、天才です。
両名が力を合わせた場所が、幸せなことにこの "ふじようちえん" となったのです。

両名を始めこのプロジェクトに参加、ご協力頂きました多くの方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
『教育をデザインしたい』が『状況をデザインする』になり『建物のデザイン』へつながって来た今回のプロジェクト、これからの時代に育ち、生きていく子どもたちのために、『子どもの育ちの中味とそれに貢献できる建物』として、何か考えるきっかけになれたらいいな?なんて思っています。