令和元年度 3学期始業式 園長だより vol . 215 (2020.1.8)
2020年01月08日 / 園長だよりあけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。お子様が健やかに育ち、各ご家庭に良いことがいっぱいある一年でありますように、心からお祈り申し上げます。
元旦、朝日に輝く赤富士に見守られて、ふじようちえんの新年が始まりました。
オリンピック・パラリンピックイヤーの今年、様々な競技や海外からのたくさんのお客様に出会える又とないチャンス、本当に楽しみです。きっと、子どもたちの一生の思い出になることがいっぱい起こることと想像します。幼い時に、本物を見ること、触れることがその後の人生に影響すると言います。そんな特別な年、保育の中にもオリンピック・パラリンピックの話題を取り入れながら過ごしたいと考えています。
皆様、お正月はいかがでしたか? ご実家に帰られたり、ご親戚が集まったり、またはご旅行へとご家族一緒に楽しい時間を過ごされたことと思います。子どもたちにとっては、お年玉をもらえてうれしいお正月でしたね。
幼稚園では、4日にお雑煮をみんなで頂いて始まり、福笑い、すごろく、書き初めをし、7日に七草粥に見立てた、だしかけご飯を食べてお正月が終わりました。これから、凧揚げ、羽根つき、独楽回し・・・外でいっぱい楽しみたいと思っています。遊びと言えば、テレビゲームやスマホ等々に偏りがちですが、地に足の着いた遊びと言いますか?昔から続くお正月遊びをして、少しでも日本文化を伝えながら、冬の日々を楽しみたいと思います。
また、たくさんの年賀状を早々に頂きまして、本当にありがとうございました。子どもたちやご家族様のあったかい言葉に励まされ、新年もみんなで力を合わせて一所懸命にお子様の育ちのお手伝いをして参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
私は、初詣、親戚が集まり新年会等々…例年と同じような年末年始を過ごしました。なんとなく見ていたTVでは、コーンフレークと最中が食べたくなった年末を過ごし、年が明けると充電とバスの旅、さらにポツンと一軒家、池さらい…ついつい見ちゃいましたね。日頃、意外に身近なところにあって気が付かないことや見過ごしてしまいそうなこと、体験しようと思っても中々経験できないことで興味津々でした。そして、その興味の根底にあるのは、つくりものではない本物感ですし、予定調和の美しさよりもリアル感のおもしろさが時代に求められていることを感じました。おそらく、数値が支配するデジタル社会へのささやかな心の反抗、または、スマホやネット社会とは真逆に位置する“現場感覚”感を本当は大切にしたい思いが私の心の中にしっかりとあるからだと思っています。AIもいいけど、やっぱり人、リアル感がいいですね。
3学期は、寒さに負けずに、節分・豆まき、劇発表会、ひなまつり等々、それこそ現場感覚(原体験)を大事にすることそのもののような行事があり、そして、卒園・進級へと進んでいく時間です。幼稚園で過ごす時間、同じクラス過ごす時間も、残りわずかという感じですが、だからこそ、一瞬一瞬を大切に過ごしてほしいと願っています。そうです、ファミリーランチもありますので、ご家族で楽しんで下さいね‼
令和元年度 3学期始業式 園長だより vol . 215 (2020.1.8)