ふじようちえん

ブログ モンテ通信12月 長尾美希

2014年12月22日 / おたより

『子ども達に伝えていきたい!!日本の伝統と文化』

今回は、文化教育でもある、日本の伝統文化をお伝えしたいと思います。
あっという間に、2014年も残すところ、二週間となりました。
年末は大掃除、年始の準備と大忙しの毎日かと思います。
みなさんのご家庭では、お正月におせち料理は並びますか?
ご家庭によって、さまざまな、お正月スタイルがあると思います。
今ではお正月だけに出てくる『おせち料理』ですが、元々、おせち料理は季節の変わり目に、神様にお供えしていた料理です。
漢字では御節料理と書きます。 日本では江戸時代になってから広まりました。もう、何百年も日本人はお正月におせち料理を食べ続けているんですね!
昔から縁起の良さを大切にしてきた日本人!!
おせち料理には一つ一つ、意味があります。

栗きんとん…黄金色に輝く財宝にたとえ、豊かな一年を願う。

黒豆…元気にまめまめしく働く。

田作り…五穀豊穣を願い、小魚を田畑に肥料として撒いたことから、名付けられた田作り。

えび…長いヒゲを生やし、腰が曲がるまで長生きをする事を願う。

ごぼう…細く長く地中にしっかり根を張るごぼう。縁起の良い食材として多く使われます。

ブリ…出世魚のように出世する。

その他の、食材や料理、詰め方にもたくさんの意味が込められています。

年末年始は来客が多い時期でもありますね!
又、招かれる機会もあるのではないでしょうか?!
日頃から子ども達に伝えてきている、靴をきれいに揃えること。椅子の出し入れ。丁寧な挨拶、お礼。お茶の進め方等、自然にできたらステキですね!!これぞ、モンテっ子です♪

幼稚園でも、日本の伝統文化は、さまざまな体験を通して伝えてきていますが、冬休みの時間を使って、ゆっくり、おせち料理の話をお子様に伝えてみては、いかがでしょうか??