ふじようちえん

モンテッソーリ通信 9月 山田崇司

2016年09月12日 / おたより

2学期が始まって1週間が経ち、運動会の練習も本格的になってきました。

運動会の練習はモンテッソーリ教育とは関係がなさそうに思えますが、しっかりとモンテッソーリ教育の考え方を大切にしながら行っています。

それはやり方を教え込むのではなく、子どもたちが自分で考え、興味を持って自発的に取り組み、自分の内に秘めた可能性を引き出すことです。

モンテッソーリ教具の使い方を提示するのと同じように、運動会のやり方・本気になって競技に取り組み、楽しむ姿を「先生達の運動会」と題して、みんなの前で提示しました!!

すると、その日から屋根上でかけっこの練習を自発的に始める子がでてきたり、リレーを友達を誘って話し合いながら始める子たちがいたり、踊りを見せ合う子たちがいたり、「運動会の練習やりたい!!」という子がたくさんでてきたりと、興味が一気に湧いてきたようです。

興味があることなので、自然に集中力や探求心が芽生え、さらに自分で出来るという経験を積み重ねることで喜びに満ち、自信が出来、さらには人を思いやる心の豊かさが育まれます。

まさにモンテッソーリ教育!!

自発的に運動会に参加した子どもたちが、運動会が終わった後に成長した姿を見るのが今から楽しみですね!!