園長だより 2007.1.9
2007年01月09日 / 園長だより藤幼稚園のご父母のみなさまへ
新年明けましておめでとうございます。
謹んで新春のお喜びを申し上げると共に、ご家族様のご多幸とお子様の健やかな成長をお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様、お正月はいかが過ごされましたか? ご家族で久し振りに田舎へ帰ったり、いろんな所へ出かけたり・・・と楽しい思い出がたくさん出来たことと思います。子ども中心に時間が過ぎて行ったお正月だったという感じでしょうか。まぁ、中には家の中が毎日騒がしく『早く幼稚園や学校が始まらないかなぁ~』なんて思った方もいらっしゃいますよね。確かに、同感です。
すがすがしい気持ちで初日の出を見て、お雑煮を食べ、近所の阿豆佐味天神社へ行き、一年の無事を願ってきました。人間の性か?欲張りなのか?何かと願い事が多くなり、小額のおさい銭では叶えてくれるのか?と少々心配が芽生えた初詣でもありました。
『ぼく、お年玉10個もらったんだ』、『わたしは、4つ!!』という子どもの声を聞きながら新年の保育も4日から始まっています。聞くと、そのお年玉は『全部お母さんに渡した』とか『お菓子買った』『ポケモンカード買ったんだ』と言うことでした。ある意味、お年玉はもらう事と使うことの両方が嬉しくて楽しいものですよね。もらう事、貯めること、使うことは何か欲しいものを手に入れるためへの計画性や忍耐を体験させ、手に入れた時の満足感、達成感等々を経験させるのに役に立つかなぁ~なんて考えたりして・・・。
まぁ、我が子が頂く分、よそ様の子どもさんに出すんですから・・・。親になってみて初めて分かるお正月。と言うところでしょうかね。
また、先生方や職員にお友だちからたくさんの年賀状を頂きましてありがとうございます。
まだ、きれいな字?とはいかないけれど園長先生にはしっかりと読めました。そして、しっかりとその気持ちが伝わってきました。心があったかくなり、とてもうれしかったです。
お手紙を通じたやり取りの体験になりましたか?『しゃべることよりもっと通じ合えること』もあります。年賀状をきっかけに誰かにお手紙を出してみて下さい。何かが始まりますよ。
さて、今日から三学期も始まりました。年少さん、年長さんともに残り少なくなりました。
特に、年長さんは卒園まであと少しになりましたが、『今しか出来ない事を、今やって欲しい』と思っています。難しい事ではありません。二度とない幼稚園時代に自分のしたい事を心ゆくまでして欲しいと思っています。縄跳びや滑り台、宝石さがしに折り紙、木登りに虫探し・・・何でもいいんです。大好きなこと、夢中になれること、それこそが確かな未来につながっています。
最後になりましたが、本年もご家族様や地域の皆様のご理解ご協力を頂く中、教職員一同力を合わせて子どもたちの育ちに一所懸命、全力で向かっていく決意です。
いつでもふじようちえんらしさを大切にしながら・・・。
皆様のご協力をどうぞよろしくお願い致します。
園長だより vol . 48 (2007.1.9)