ふじようちえん

2023年度2学期始業式 園長だより vol .266 (2023.9.1)

2023年09月01日 / 園長だより

藤幼稚園のご父母のみなさまへ

幼稚園では、真夏のアブラゼミ、みんみんゼミの騒がしい鳴き声から、しとやかなツクツクボウシに変わり、園庭には赤トンボが飛び回っています。子どもたちは、素早く飛んでいるトンボを虫取り網で一所懸命に追いかけています。この風景、例年なら、夏の終わりの風景なのかもしれませんが、まだまだ盛夏⁉肌を刺すような陽ざしに、少し痛さも感じるような今日この頃です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?8月は全日真夏日だったそうで、こんなことは初めてです。夜も暑さで眠れなかったり、時々起きてしまったりで“夏バテ”とはまた違う“睡眠バテ”を起こしている方も多いとのことです。どうぞ、ご自愛ください。

夏休み中に開催した、ディキャンプや夏まつりに、大変多くの皆様にご参加、ご協力いただき、ありがとうございました。お陰様で、心配していた熱中症も出ず、無事終了することができました。心より感謝申し上げます。このようなお子様を真ん中にしたイベントが、ご家族様の楽しい夏の思い出になれましたら、うれしい限りです。

 さて、本日、みんなの笑顔に包まれて2学期の始業式を行いました。これから、楽しかった夏の思い出をお話ししたり、絵に描いたりしてお友だちと育ち合う時間が始まります。体も、心も育ち、お友だちも出来て、一つ一つできることも増え、自立への方向に向かって歩んでいく2学期です。特に、秋から冬にかけて、運動会やクリスマス会、おいも掘りにお餅つき…いろいろな行事を通じて、子どもたちの世界が広がって行くものと思います。そんな子どもたちの育ちを支えるべく、私たち教職員一同、力を合わせて頑張って参ります。どうぞよろしくお願い致します。

≪花で育つ、子どもたち‼≫
今、幼稚園にはいろんな草花が咲いています。
さるすべりの濃いピンク色した花、へちまの黄色い花、青いりんごも実りました。
様々な草花がある中で、小さな白い花びらをつけているドクダミがありました。ドクダミは、どんどん増えてしまい厄介者の雑草というイメージです。葉っぱも独特な匂いです。でも、よく見ると清楚でかわいい花、とてもきれいだと思います。
合わせてヘクソカズラが咲いていました。変な名前とは似合わない愛らしい花を咲かせているヘクソカズラ、調べてみると、葉や茎を揉むと悪臭があることにちなむらしいです。私が小学校の頃、このかわいい花をつばをつけて顔にくっ付けて、友だちと笑い合って下校したことを思い出します。昭和の子どもの遊びの道具でしたね。
こんなふうに草花をよく見てみると、草花にはそれぞれに特徴があったり、その生き方を知ると意外にも、私たちの生きるヒントになったりと勉強になります。
自然の美しさが増す秋、お子様と一緒に楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

≪指切りげんまんの意味を知る≫
指切りげんまん、嘘ついたら針千本の~ます」という、子どものころ約束を交わすときに使っていた歌があります。この「げんまん」って、いったいどういう意味だったのでしょうか。ネットで調べると、まず「指きり」は、その言葉の通り「指を切る」という意味だったといいます。これは遊女の言葉から由来しているとされ、惚れた男のため、嘘いつわりない愛の証拠として「自分の小指を切って贈った」・・・という意味だそうです。なんか?怖い話ですね。そして「げんまん」とは、拳(こぶし)で万回(一万回)殴るという意味だそうです。「指を切って贈る」とか、「針を千本飲ます」とか、「一万回殴る」とか・・・。なにやら、約束ごとの背景には、ときには壮絶な覚悟と罰が存在していたようです。私も、時々、子どもたちと約束するときに『指切りげんまん、嘘ついたら針千本の~ます』なんて言ってますが、意味を知り、その行為を考えると恐ろしくなりました。同時に、約束を守ることの大切さも強く感じた『指切りげんまん…』の意味でした。

≪紙ヒコーキで育つ‼≫
紙ヒコーキ作りは、誰でもやったことのある遊びの一つです。こうするともっと飛ぶとか、ここを折ると滞空時間が長くなるとか、それぞれに考え、折り方を工夫して、自分の紙ヒコーキが一番よく飛ぶんだ‼をめざして、競って遊んだものです。紙は、新聞広告の紙でした。それが最近、ニュースや情報はネットで取得できるので、新聞を取るご家庭が減り、折り込み広告の紙を集めるのも大変になってきています。ある日、子どもたちが広告の紙が無いので折り紙でヒコーキをつくって飛ばしていました。正直、折り紙での紙ヒコーキづくりは、紙が薄く柔らかなので、飛ばすにはとてもむずかしいものです。紙ヒコーキは、飛ばして、飛んで、喜んで、うれしくなって、自信が付き、自分はできる、自分は紙ヒコーキ飛ばしの名人だという意識になり、自己肯定感が生まれ、育って行く大切な育ちの道具だとも考えています。そんな点からも、誰が一番飛ぶか⁉ご家族で紙ヒコーキ大会なんて…いかがでしょうか。子どもが育つ、紙ヒコーキです‼ あと、魚釣りも自己肯定感を育てますね。

≪膝の使い方、大切です≫
7月のディキャンプ、大変多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。暑い中でしたが、フラダンスやウォーターバルーンキャッチ、宝石探し、フェイスペイントにフルーツポンチ…その中で、カブトムシケースの的に入ったら、その中のムシがもらえる、カブトムシ輪投げがありました。とても人気があり、みんなたくさんチャレンジしました。何回やってもゲットできないお友だちのためにアドバイスします。輪投げの練習として“けん玉”をおすすめします。けん玉と輪投げは、どちらも立った時の膝の使い方が大事です。手だけで投げるより、輪が水平を保ちながら上から的に向かうので、的に入りやすくなります。膝を軽く屈伸させ、タイミングをみて軽く投げることが必要です。まさしく、この動きは、けん玉の屈伸運動に似ているので、輪投げを上手になりたかったら、けん玉をやってみることをおすすめしています。輪投げの上達のためのけん玉ですが、けん玉がすごく上手になってしまう・・・なんてこともあります。ディキャンプの風景から一言アドバイスでした。

2023年度 2学期始業式 園長だより vol .266 (2023.9.1)