ふじようちえん

モンテッソーリ通信 大久保裕希

2016年03月02日 / モンテッソーリ通信

4月から様々なモンテッソーリ教具に触れてきた、ふじようちえんのお友だち。1年間で沢山の「ひとりで出来た!」を経験しました。

針と糸を使った【ぬいとり】のお仕事がありますが、更に発展したお仕事【ボタン付け】を紹介します。

お仕事で使用するのは、ボタンの形をした画用紙と、シャツに見立てた台紙です。
・台紙に目打ちで穴を開ける→・糸を針に通す→・台紙に糸の端をテープで貼る
…ここまでの作業は【ぬいとり】で習得済みです。
【ボタン付け】では更に・台紙の穴に針を刺す→・ボタンの穴にも針を刺し台紙にボタンをつける→・台紙とボタンの間に針を出し、間の糸にクルクルと糸を巻きつける→台紙に針を刺し、テープで糸を貼る…動きが少し複雑化しています。
クルクルと糸を巻きつけるのが、興味の中心となり、指先に集中しています。

実際のボタン付けからは、簡易化した所もありますが、しっかりと台紙に立ったボタン付けが出来ます。小さな針穴に集中してお仕事に取り組み、完成したボタン付けを誇らしげにコレクションしているお友だちもいました。

お家でもお母さんのお手伝いが出来ると思います。ぜひ。思い切ってお仕事をお願いしてみたらいかがでしょうか☆

HPのようちえんブログに【ボタン付け】の動画を載せていますので、そちらもご覧ください。