ふじようちえん

ブログ モンテ通信11月 小池亜矢子

2014年11月27日 / おたより

ひんやりと感じる朝のお外遊びも、子ども達の元気な「おはよう!!」のご挨拶で一気に心がホカホカになる今日この頃です。

何とこの「おはよう!!」もモンテッソーリ教育なのです。

3~6歳の子ども達は 礼儀と作法の敏感期にいます。
この時期に挨拶や人への接し方が身についた子どもは、それ以降の人生における人間関係をうまく構築していくことができるでしょう。

幼稚園ではお部屋の折り紙が無くなると子ども達は二人組で職員室へもらいに行きます。
「折り紙下さい。」と声をかけて靴を揃えて中に入ります。
もらい終ると「ありがとうございました。」とお礼を言ってから戻ります。

この一つ一つの動作がきちんとできた子ども達はとても満足した表情で戻って行きます。

又、誰かにものを渡す時、例えば鉛筆だったら尖っている方を人に向けずに渡すということも相手を考えた社交的なふるまいです。
渡した方も渡された方も気持ちがいいですね。

そして何と最後に 鼻をかむ のもモンテッソーリ教育なのです。
衣服の着脱、身だしなみ、衛生(歯磨き・手洗い)等を自己への配慮といいます。
これからの季節、鼻水が出ることがよくあるでしょう。出てもそのままでなく、すすんでかんでスッキリ!
身だしなみとしても出来るようにしたいものです。

真似をするのが得意な時期(模倣期)にいる子ども達。
それをうまく利用するのがモンテッソーリ教育の良い所です。
幼稚園でもお家でも大人が素敵なお手本となれるような振る舞いをしていきたいですね。