ブログ モンテ通信1月 大曽根幸江
2015年02月05日 / おたより子どもたちは、文字を読んだり書いたりという活動を、時期は様々ですが、自然に興味を持ち始めます。
幼稚園では、歌の歌詞カードをお部屋に貼って新しい歌を伝えたり、自然に文字に触れる環境にしています。
劇発表会を前に、各クラス練習を頑張っています。
歌を覚え、セリフを覚え、役になりきって表現することはとても楽しく、みんなで力を合わせる素敵な経験になります。
年長さんは、一人一人のセリフを文字で見て覚えます。
読めない子も繰り返しのなかで覚えていきます。
劇の中でストーリーと言葉が結びついて、はじめて「読めた」となります。
書いてある意味と、その物が正しく一致できた時がその子の「読めた」瞬間です。その繰り返しで知識が増えて行くのです。
劇を演じることでストーリーを知り、登場人物になりきり、言葉の理解も深まると思います。
モンテッソーリ教育の言語教育では、様々な教具を通じて「母語を正確に理解し、母語で表現する能力を養う」ことが目的とされています。
劇発表で自信をもって頑張る姿をぜひ観ていただきたいと思います。
そして、練習の過程での努力もたっぷり受け止めてください!
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