ふじようちえん

ブログ モンテ通信6月 大曽根幸江

2015年06月15日 / おたより

職員室前には、サワガニなどの生き物や、スマイルファームで採れた野菜や梅の実、ぐみの実など、沢山の季節を感じるものが並びます。子どもたちの大人気スポットです。
実際に目で見て、手で触れる…心ゆくまで何度も見に来ています。実体験が一番の文化教育ですね。

職員室に来る子どもたちといえば、怪我や体調不良で…というばかりではなく、沢山の子どもたちがやってきます。
お部屋には保育前に教師が様々なお仕事を設定し、準備をしておきますが、大人気のお仕事はなくなってしまうことがあります。そんな時は気がついた子が職員室に教材をもらいに行きます。クラスのみんなの為に、そして自分がお仕事に取り組めるように…職員室に来て、「うつしえのかみください」などと、必要なものを伝えて、「どうぞ」「ありがとう」とやりとりしています。
取りにくるやりがいの中に、色々な人とコミュニケーションをとり、他者への配慮を知る時間になっていると思います。

また、お当番さんのお仕事で職員室に今日のクラスのお休みの人数を伝えにくる役割があります。
今まで、キレイな石の袋を貰いにきたり、教材を取りにきたりした事の無かった子たちも、順番に回ってくるお当番さんのお仕事で職員室にやって来ます。
「お仕事」という動きを通して色々な交流をする場が職員室だと思うので、会話を楽しみ、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います!