ふじようちえん

園長だより v0l . 309 (2026.10.30)

2026年10月30日 / 園長だより

藤幼稚園のご父母のみなさまへ

 朝夕、少し冷え込むようになりました。が、先日も台風30号、続いての31号のニュースもあり、最近の季節の変化は様々で、予想できませんね。例年なら、園庭のケヤキも赤茶色になってくる頃ですが、例年より遅れているようです。そんな点からも、確かに温暖化ですね。
 皆様、お元気でお過ごしでしょうか?風邪やインフルエンザが流行り始める時期、幼稚園でも、ご家庭でも、うがい、手洗いをしっかりするようにして行きましょう。

 先日の運動会には、多くのご家族様にご参加いただき、ありがとうございました。子どもたちの練習の成果をそれぞれに発表できた楽しい運動会になりました。しっかりとした入場行進やかけっこで頑張る姿に出会い、お子様の成長を感じるひとときになったことと思います。特に、家族競技では、デカパン、輪くぐり、サッカーゴールへのシュートをご家族で楽しみ、さらに大当たりでは、先生たちの“大当たりにぎやか隊”による騒がしいお祝い⁉️で、新たな運動会の楽しさへの挑戦もしてみました。いかがだったでしょうか?また、年長さん保護者による綱引きでは、始まる前から円陣を組んで気合を入れ、迫力あるすごい綱引きをしていただきました。子どもたちも親が力いっぱいに綱を引いている姿を見て、大人の凄さにびっくりしたり、尊敬したり、力一杯声援して、素晴らしい体験になったことと思います。親の頑張る姿を見せることが一番の教育だとつくづく感じた光景でした。翌日、筋肉痛は大丈夫でしたか?
 今、子どもたちは、運動会でそれぞれの達成感や満足感を味わい、屋根の上でリレー、園庭ではみんなで踊っています。まだまだ運動会は続いているようです。

 先日は、お父様お母様たちにお手伝いいただき、さつまいものつる刈りをしていただきました。暑い中、本当にありがとうございました。つるが刈られてきれいになった畑で、子どもたちは、さつまいも掘りで土に触れて、さつまいもを見つけては驚きの声を上げていました。すべて大切な体験であり、思い出に残るものになりました。
 そして、おいも会で味覚の秋を実感しました。さつまいも掘りの翌日、『天ぷらで食べた!!』『スィートポテト!!』『大学イモ!!』…たくさんの子どもたちの報告に、楽しいご家庭の様子が想像でき嬉しくなりました。これから、脱穀精米や園外保育で行く昭和記念公園の紅葉狩り等々で、更に秋を感じてみたいと思います。季節を感じ、行動して実感し、葉っぱ一枚からも様々なことを感じ、さらなる発見と学びにつなげたい…そんな秋を過ごしていきたいと考えています。

≪柿の話≫
 先日、隣の畑の農家さんのご厚意で、柿を収穫させていただきました。柿を取るところをみんなで見て、採れた柿をみんなで触って、においを嗅いで、そして、切り分けて食べてみました。『柿っておいしいね!!』『甘いんだね!!』と話している声を聞き、『柿、初めて食べた人?』と聞いてみると、『ハァーイ』の元気な声と共に多くのお友だちが手を挙げました。今は、あまり柿を食べないことがわかりました。
 私にとって柿と言えば、サルカニ合戦に出てくる柿の話や子どもたちがいたずら半分によその家の垣根越しに実っている柿を取って家の人に叱られるとか、柿が熟して地面に落ちている光景とか、特に干し柿がつるしてある風景が思い出されます。でも、この風景はすでに昔話の挿絵か、絵本に登場するぐらいのものになってしまっているようです。今、柿と言えば、スーパーで売っているもの、結構いいお値段の立派な柿…という印象だけのようですね。美味しいものがたくさん溢れている飽食の時代、ここまで柿と子どもたちが遠い存在になっているとは思っていませんでした。そんな時代だからこそ、伝えたい、感じてほしい日本の文化があります。
 私の心の中に、どこかで見た懐かしい風景として…晩秋、葉を落とし、たくさんの実を枝に付け、ぽつんと1本立っている柿の木…その横には井戸がある…という日本昔ばなしのような風景があります。シンプルだけど何故か豊かさを感じた風景、そんな風景を子どもたちにも伝えたいと思います。そして、大人になった時、思い出の風景として心の豊かさにつながれば…と思っています。
 そんな思いを込めて、約15年前に井戸の横に柿の木を植えたのを思い出しました。予想した風景だと思いますが、日本昔ばなしのような空気感は出せていません。
 柿に関連した言葉では、これも今ではあまり聞くことがないですが『隣の客は、よく柿食う客だ‼︎』という早口言葉があり、子どもたちにも楽しんでもらいたいですね。さらに『桃栗3年、柿8年…』という辛抱すれば成功することを言っている言葉もあります。人生訓になる言葉に柿も登場してくる柿、改めてすごいです。ちなみに、相撲界では、『桃栗3年、柿8年…』には続きがあり、『桃栗3年、柿8年、それでもだめなら13年』と言い、どんな人でも一つのことを13年続ければ何とかなる…ということらしいのです。幼児教育で言えば、『子どもの育ちも、桃栗3年、柿8年というように、一人ひとりの成長を焦らず、見守る』ということと似ています。偶然の一致でしょうか?幼稚園は3年間だし、例えば英語のグレープシードは幼稚園2年間と小学校6年間、足して8年間だし、満3・幼・小・中・全部足せば13年間になります。何か法則とかあるのでしょうか?
 柿でこんな展開に…ただの柿好きですね。あっ!! あと、柿の種も好きです。そして、音が同じ牡蠣も好きです。(失礼しました)

《“幼児教育”をもっと理解してほしい‼︎》
 先日、全日本私立幼稚園連合会(約7.800園所属)の全国大会が佐賀県唐津市で開催され、全国から約500人の理事長。園長先生が集まり、学びを深めました。昨今の少子化やスマホ、AIとの付き合い方や各国の子育て状況等々が話し合われました。その中でも、子どもが育つこと、その大切さ、そして、どのようにアプローチしているのか?幼稚園から小学校へ続いている学びについて、今回、とてもわかりやすく文部科学省H.Pサイトに記載されておりますので、ご覧いただきたいと思います。

園長だより v0l . 309 (2026.10.30)