2018年1月9日 3学期始業式 園長だより
2018年01月09日 / 園長だより藤幼稚園のご父母のみなさまへ
新年、あけましておめでとうございます。
新年にあたり、皆様のご多幸、お子様の健やかなご成長をお祈り申し上げます。
寒さが一段と強まりましたが、その分空気が澄んで幼稚園正門からは、毎日きれいな富士山の姿が望めました。一富士二鷹三茄子、縁起の良いポスターも掲示し、新年のスタートも切れ、益々、子どもたちの育ちに力を尽くそうと心に誓いました。
皆様、穏やかなお正月を過ごされたことと思います。初日の出に初詣、お雑煮にお節料理、ご親戚の皆さんが集まったり、お年玉を頂いたり、ゲームをしたり、楽しいひと時を過ごしたことと思います。子どもたちも、新年のあいさつやお年玉へのお礼、ちゃんと出来ましたよね?あいさつは心と心を結ぶ金の鎖です。小さいころからの習慣が、人生に大きく役立ちます。“習慣こそ、第二の性格、そして、人生をつくるのは、能力よりも性格である”と言われます。私たち、親の役目、責任大きいですね。
いよいよ今日から3学期、風邪やインフルエンザにかからないよう手洗い、うがいをしっかりして、節分や劇発表会…元気に行きましょうね!!
幼稚園の長時間保育では、4日にお雑煮を食べて祝い、6日に七草粥を食べてお正月を堪能しました。今、子どもたちは、羽子板、たこ揚げ、独楽回し等の昔遊びをして遊んでいます。部屋の中での遊びもいいけど、昔遊びは、体を動かすように出来ているので、自然に体が暖かくなり、とても理にかなっています。でも、正直なところ、“子どもは風の子、大人は暖房の子”と言うところですね。
さて、本年、学校法人みんなのひろばは、国が推し進める一億総活躍社会を踏まえ、女性が活躍する時代に伴う環境整備事業であり、待機児童対策の一端として、少しでも地域社会のお役に立てればと思い、2月に企業主導型保育所・Fuji赤とんぼ保育園、4月に認可保育園・なすび保育園を開園させて頂きます。ともに学校法人が設置・運営致しますので、0才~就学前までの育ち・教育をモンテッソーリ教育で支えながら、従来の年間行事等々も少しずつ行っていく予定です。各園ともに今までと同様に【子どもが育つところ】を念頭に置いた環境づくりをし、“あるべき未来の我が子の姿につながる今”を常に意識しつつ、お子様の育ちに少しでも貢献できるように教職員一同、力を合わせて頑張って参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
先日、縁あって、二宮金次郎 七代目子孫 中桐万里子さんのお話を伺いました。重たい薪を背負いながらも勉学にいそしむ姿、勉強の大切さかと思いきや、あの銅像で本当に大事な点は、わずかに右足が前に出ている点だと言うのです。これは、一歩踏み出すことの大切さを意味していて、本を読んでも実践を忘れるなという意味であって、一歩踏み込むことの大切さを伝えているそうです。口だけ、頭だけの人間になるなという金次郎のメッセージなのです。大変勉強になりました。年頭の言葉とさせて頂きます。今年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
平成29年度 3学期始業式 園長だより vol . 187 (2018.1.9)