ふじようちえん

2015年1月8日 園長だより

2015年01月08日 / 園長だより

藤幼稚園のご父母のみなさまへ
 
 あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
新年も子どもたちが健やかに育ち、各ご家庭に良いことがいっぱいある一年でありますように、心からお祈り申し上げます。
 私ども教職員に暖かく心のこもった年賀状を早々に頂きまして、本当にありがとうございました。頂きましたあったかい言葉に励まされ、新年もみんなで力を合わせて一所懸命にお子様の育ちのお手伝いをして参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 皆様、お正月はいかがでしたか? ご実家に帰られたり、ご親戚が集まったり、またはご旅行へとご家族一緒に楽しい時間を過ごされたことと思います。
 確かに、みんな忙しく、お正月ぐらいしか親戚や従兄弟に会うことが出来なくなりましたね。お正月に親戚一同が集まること、子どもたちにもその場に居るだけで自分を取り巻く状況、ひとりじゃない自分を意識し始めるものと思います。大切なことですね。そんな時間を改めて認識させてくれるのもお正月ならではのことです。私も小さい頃、お年玉をもらうことで、伯父さん、伯母さんと自分のつながりを段々分かったことを憶えています。少々物欲的なお話しになってしまいましたが、もらった人の事を忘れてないことを信じ、渡したお年玉、無駄になってないことと思います?!

 私は、今年の初日の出は、新園舎キッズテラス屋上から見ようと思い、元旦、早朝、初日の出を待っていました。空は晴れているのですが、たまたまその時、朝日が昇る部分だけ厚い雲に覆われ、残念ながら写真で見るような初日の出には出会えませんでした。でも、日本中の多くの人たちが新年への思いを託して初日の出を待っている気持ちが通じたのか?雲の間から僅かではありますが、光輝く朝日の輝きが覗き始めました。身も引き締まる冷気の中、ただただ手を合わせ、新年を迎えられた喜びと感謝、子どもたちが健やかに育ちますように、みんなが安全に過ごせますように、良いことがいっぱいありますように…と少々願い事が多くなりましたが、大自然へ畏敬の念をもちつつ命の源である太陽に感謝とお願いをしました。きっと願いが叶うと信じています。

 同じく元旦の午前、節分での豆まきや七夕での笹飾りでお世話になっている地元の氏神様、阿豆佐味天神社に行きました。多くの参拝者が列をなしてたくさん並んでいます。その中で多くの在園児ご家族様、卒園児ご家族様にお会いし、ご挨拶することが出来ました。卒園児の中には、体も大きく立派な大学生になっている子もいました。が、顔が幼稚園の時とそんなに変わらず、一目で分かる子もいました。そんな出会いの場面でもある初詣、良い出会いがたくさんありました。これも氏神様のお陰と感謝しています。賽銭を入れ、お参りをして、おみくじを引いてみると大吉でした。これは調子が良いと思い、翌日、調子に乗って他の神社に行き、またまたおみくじを引いてみると、今度は凶です。プラスマイナスゼロと言うことで、欲張るとよくないこと、二兎を追う者は一兎をも得ず、そして、吾唯足知(われ ただ たるを しる・I am content with what I have)を天から教えられているような気がしました。

 いよいよ、今日から3学期、節分豆まき、劇発表会にひな祭り・・・毎日の園生活や行事を通して、みんなでしっかり育ち合って行きましょう!! うがい、手洗いも忘れずに!!

平成26年度3学期始業式 園長だより vol . 146(2015.1.8)