ふじようちえん

平成30年度 1学期 始業式 園長だより Vol.191

2018年04月09日 / 園長だより

藤幼稚園のご父母のみなさまへ

ご入園、ご進級、おめでとうございます。

各ご家庭におかれましては、この良き日を迎えられましたことを心よりお喜び申し上げます。合わせて、新年度、これからのお子様の健やかな成長を願うとともに、ご家族様のご多幸、ご健康をお祈り申し上げます。

例年より大分早く桜が咲き、あっという間に新緑になり、そして、その新緑が陽に映えてまぶしさを日毎増しています。皆様、いかがお過ごしですか?
春の大敵は、4Kだそうです。何かと言えば、乾燥、強風、花粉症、気温の変化を4Kと言うそうです。まだまだ続きそうですね。お体、ご自愛くださいませ。

本日、始業式を行い新学期がスタートしました。いよいよ、新しいクラスで、たくさんのお友だちと出会い、ご家族以外の大人と接し、様々なことを覚えたり、体験したり、子ども自らの育つ力を充分に発揮し、自立へと向かう時間が始まりました。
美しい桜は、満開の美しい姿を見せるのかと思いきや、目も開けられない春の嵐の中、多くの花びらの舞を見せ、その姿を自ら早く変化させ新緑へと変化しました。
毎日、一緒にいる我が子には日々大きな変化を感じないかも知れませんが、これからのお子様の成長は、桜の花の変化よりも速い成長がみられることと思います。今が、一生で一番、成長する時期、大切にしたい育ちの時間です。

『三つ子の魂、百までも』と言いますが、むしろ、私は、『幼児期は、一生モノの始まりの時期』だと思っています。早寝、早起き、朝ごはん、ごあいさつ、お返事、しつけ、学び、やさしさ、強さ、思いやり、我慢する心、美しさや心構え・・・幼い頃からの心と体のクセ付けこそ、一生涯に渡り大切なことだと思っています。子どもたちには、良い手本を見せ、良いクセ付け、良い習慣に繋がればと願っています。
『習慣こそ、第二の性格である』と言う言葉もあるほど、日常にこそ、人生を形づくる“種子”が潜んでいるのですね。
ちなみに、入園式では、『おはようございます!!』等々のごあいさつ、『はい!!』のお返事、そして、何かちょっとしたことでも誰かにしてもらったら『ありがとう!!』を言いましょう!!いっぱい、いっぱい、ありがとうを言うと、お友だちがたくさん出来ることをお話ししました。在園児の皆さんもよろしくお願いしますね!!

新年度を迎え、教職員一同、お子様の育ちのお手伝いをさせて頂けることを心から感謝するとともに、私たちの仕事は、ご父母、ご家族様のお気持ちの延長線上にあるものと心に刻み、“心を込めて、あったかく”をいつも心がけ、みんなで力を合わせてお子様の健やかな育ちに貢献できるよう頑張って参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。