ふじようちえん

2022年度 三学期始業式 園長だより vol . 257 (2023.1.10)

2023年01月10日 / 園長だより

藤幼稚園のご父母のみなさまへ

 新年、あけましておめでとうございます。
子どもたちが健やかに育ち、各ご家庭に良いことがいっぱい、いっぱいありますように、心からお祈り申し上げます。
そして、子どもたちの笑顔で、日本が元気に、そして、世界が平和になりますように強く、強く願っています!!

 幼稚園にも暖かく心のこもった年賀状をたくさんいただき、本当にありがとうございます。お友だちが一所懸命に書いてくれた年賀状、少々、難解な文字もありましたが、心のこもったあったかい言葉に、先生たちもたくさんの元気をもらいました。
 新年も、教職員みんなで力を合わせて頑張って参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 皆様、お正月はいかがでしたか? 東京は、晴れの日が続き、とても穏やかな新年の幕開けとなりました。ご実家に帰られたり、ご親戚が集まったり、または、スキーやご旅行へとご家族一緒に楽しい時間を過ごされたことと思います。
 みんな忙しく、お正月しか親戚や従兄弟に会うことが出来なくなりました。お正月に親戚が集まること、子どもたちにもその場に居るだけで自分を取り巻く状況、親族とつながっている自分を意識し始めるものと思います。とても大切なことですね。そんな時間を改めて認識させてくれるのもお正月ならではのこと。私も小さい頃、お年玉をもらうことで、伯父さん、伯母さんと自分のつながりを徐々に理解し始めたことを憶えています。特に、お年玉の額が大きかったりすると…憶えちゃうものですね。
 子どもたちに「お年玉もらった?」と聞いたら、「2個もらった‼」、「僕は、5個もらった‼」という答え、子どもたちはもらったお年玉の額ではなく、個数を言ってくれました。やがて、個数から、金額になり、そして、増額していく…『幼い時よ、いつまでも』という心境ですね。何はともあれ、働き出したら、誰かにお年玉をあげる立場になるのですから…これまた、長い時間をかけた、つながりということですね。

 元旦は、キッズテラスの屋上から初日の出を臨み、自宅でお雑煮、氏神様である阿豆佐味天神社に初詣をして、年賀状を見て、そして親戚へご挨拶という流れで毎年過ごしています。元旦の空は晴れて、富士山もよく見え、誰もいない幼稚園で、子どもたちが健やかに育ちますように、みんなが安全に過ごせますように、良いことがいっぱいありますように…と少々願い事が多くなりましたが、太陽に向かって手を合わせ、お正月が始まりました。でも、やっぱり、これを見ないとお正月という感じがしない箱根駅伝、TV観戦のお正月という感じでしたね。
ちなみに、神社では、多くの在園児、卒園児さんとそのご家族様にお会いし、とてもうれしかったです。お賽銭を入れ、お参りをして、おみくじを引いてみると大吉でした。これは調子が良い兆しと思い込み、いい年になると思いました。

 本年、初日、4日から来ているお友だちで、書初めや凧揚げをしてお正月を楽しんだり、7日は、七草がゆの日ということで、みんなで『せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ』春の七草の手づくりぬり絵をしたり、七草をぜんぶ言えるかゲームで遊んだり、ランチでは、今年も健康でいられますようにという願いを込めて、七草がゆを食べました。無病息災、健康が一番ですね‼

 本日、3学期が始まりました。お正月遊びを楽しみ、節分で豆まき体験、劇発表会ではそれぞれの役を演じ、その達成感を味わうことを通じて、自信が育って行きます。様々な育ちの要素を含んだ3学期の取り組み、楽しんで行きましょう!!
そして、いよいよ卒園、進級の3月。数えるとあと何日という感じですが、だからこそ、1日、1日を大切に、子どもたちと一緒の時間を充実していきたいと思います。
 本年も、どうぞよろしくお願い致します。

2022年度 三学期始業式 園長だより vol . 257 (2023.1.10)