ふじようちえん

令和2年度 入園式・1学期始業式 園長だより vol . 219 (2020.4.7)

2020年04月07日 / 園長だより

藤幼稚園のご父母のみなさまへ

始めに、新型コロナウイルスに感染され、尊い命をなくされた方々のご冥福を心よりお祈り致します。そして、一日も早く感染拡大が止まり、収束へと向かい、社会が元に戻り、安寧な日々を送ることが出来ますように強く、強く願うばかりです。
そんな気持ちに反して、日に日に感染者数が増加し、事態は重くなるばかり、いかに、以前の当たり前の日常が大切であったかを思い知らされている今日この頃です。
皆様も、3密(密閉・密集・密接)を避けながら注意してお過ごし下さいませ。
幼稚園でも、子どもも大人も常に手洗いをすること、アルコール消毒をはじめ、教職員はマスクの着用、全員毎日の検温・体調記録を付けながら健康管理をしています。また、入り口やノブ、手が触れるガラス面等々を毎日定期的に数回消毒しています。現在は、どうしても預からなくてはならないお子様を対象に預かり保育をさせて頂いております。引き続き、皆様のご理解ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

ご入園、ご進級、おめでとうございます。
お友だち、みんなが幼稚園に来るのを待っていたように、花々が咲き、輝かしい春を迎えています。ポニーのはるちゃん、イグアナのイグちゃん、カメたちも、みんなが来てくれるのを今か今かと待っていました。皆さんがいてはじめて、ふじようちえんですね。これからも、いっぱい、いっぱいみんなでいろんなことをしましょうね!!
そう言えば、先日の入園式で私から、『ごあいさつ、お返事、ありがとう』の話をし、プレゼントにケーキを渡しました。あるご家庭で、『今日、園長先生、何を言っていた?』とお母さんが聞いたら『おたんじょうび、おめでとう!』って言ってた‼とのこと。まったく、子どもたちには敵わない。(笑)私もまだまだ、勉強します。

さて、これから、たくさんのお友だちと出会い、ご家族以外の大人と接し、様々なことを覚えたり、体験したり、子ども自らの育つ力を存分に発揮し、自立へと向かう時間が始まります。お子様の成長は、日に日に変化がみられることと思います。幼児期が、一生で一番成長する時期なのです。『三つ子の魂、百までも』と言いますが、むしろ、私は、『幼児期こそ一生ものの始まりの時期』だと言っています。早寝、早起き、朝ごはん、挨拶、しつけ、所作、学び、やさしさ、強さ、思いやり、美しさや心構え…感性、心の成長等々たくさんありますね。よい手本に出会い、良い習慣、良いくせ付けが一生に渡り続くものとなればと願っています。と言っても、難しく伝えるのではなく、日常の中、遊びや行事を通じて興味を持てるように工夫しながら、個々の育ちに配慮し保育をすすめて参ります。様々な遊びの力が子どもを育てます。

私たち、教職員一同、お子様の育ちのお手伝いをさせて頂けることを心から感謝するとともに、“思いを込めてあったかく”をいつも心がけ、みんなで力を合わせて、お子様の健やかな育ちに貢献できるよう頑張って参ります。
本年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

令和2年度 入園式・1学期始業式 園長だより vol . 219 (2020.4.7)