ふじようちえん

2009.1.8 園長だより

2009年01月09日 / 園長だより

藤幼稚園のご父母のみなさまへ

 新年、明けましておめでとうございます。 
謹んで新春のお喜びを申し上げると共に、お子様の健やかな成長とご家族様のご多幸をお祈り申し上げます。
元旦、幼稚園から見た初日の出、その朝日に光輝く富士山に清々しさを感じ、新年の幕開けに子どもたちの健やかな成長とご家族様、教職員、みんなが幸せな一年になりますようにと手を合わせて祈っていました。(寒い中、誰か見ていたら少し恥ずかしいですけどね。)
また、多くの皆様から年賀状を頂き、ありがとうございました。一枚一枚から伝わってくるお子様の成長やご家族の様子に、思わず笑顔になりました。さらに、お友だちから頂いた年賀状を見ている先生方の嬉しそうな顔、顔、顔・・・に接し、とても幸せな気持ちになりました。この場をお借りして皆様に心より感謝申し上げます。

年頭にあたり、私は松井秀樹選手(ヤンキース)を育てた星陵高校野球部山下智茂監督の『花よりも、花を育てる土壌でありたい』という言葉を皆様にお伝えし、私ども教職員の一年の心構えとしたいと思います。(幼稚園ブログにも掲載)
言い方は少し変ですが、将来それぞれに咲く花の根っこである幼児期に、その成長に貢献する養分を送る堆肥や腐葉土になることこそ私たち教職員の役目と考えます。堆肥や腐葉土の具体的な行動として、基本の徹底、特に“あいさつと返事”をしっかりしていこうと思っています。子どもたちの成長する姿こそ私たちの喜びです。まずは、あいさつと返事そして、今年もいっぱいの喜びに出会えるように育ちのお手伝いをしっかりとして行こうと思います。

毎年ですが、西武拝島線東大和駅北側にある南街通り商店街の街路灯に小学生が書いた新年の言葉が飾られています。頑張って書いた習字の数々、とても微笑ましく思いました。
『初日の出、お年玉、元旦、新春、はごいた、ゆめ、希望、けんだま、挑戦、努力、朝の光、丑年、おもち、初春、突破、ゴール、しあわせ、チャレンジ、野球、早春、富士山、みかん、仲間・・・』など、どれも素晴らしい言葉、そして書初めでした。
よく年末には、その年を漢字一文字で表すことが行われていますが、年の初めにその年への思いを習字で表していることは、めずらしいと思います。ある面、自分への決意や今年にかける思いを明確にする意味で、習字をしてみるのもいいと思いました。
皆さんなら、新年への思いをどんな漢字で表現されますか? ちなみに、私の場合は、今までは『食』でしたが、今年からは『健』です。(体に気をつける年代?になってきたと言う訳です。)

いよいよ、三学期が始まりました。同時に劇発表会の準備、練習の始まりです。各々に、劇発表会を通じて大きく成長していくことでしょう。そして、年長さんは、幼稚園の生活も残りあとわずかになってしまいました。大切な子どもの時代、思いっきりふじようちえんで遊び、育ち、子どもをやって欲しいと願っています。
本年も教職員一同、力を合わせて子どもたちの育ちに一所懸命、全力で向かっていく決意です。いつでもふじようちえんらしさを大切に、子どもたちの笑顔とエネルギーあふれる幼稚園でいられるよう心を込めて努力をしていきたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い致します。           2009.1.8 始業式園長だより